AWS DirectConnectを2本引くときに気を付けること

DirectConnectを利用する場合、最近はLAGが利用できる。

LAGは文字通り、2つ以上の接続を1つに束ねて冗長性・帯域幅を向上させるものだが、よくFAQを見るとこうある。

Q: 複数の AWS ルーターにまたがる LAG を設定できますか?

LAG には同じ AWS デバイスにあるポートのみを含めます。マルチシャーシ LAG はサポートされていません。

通常基幹的に使われるL3スイッチはスタックして(=複数のシャーシで構成して)使うものだと思うが
AWSでLAGをやってしまうと、シャーシが冗長化されない。
そしてDirectConnectもメンテナンスが入る場合があるが、これはどう考えても最小単位はシャーシだろうと思うので
LAGをやってしまってはあまり冗長化の意味がない…
結局両回線同時にメンテナンスに入ってしまうのではなかろうか。

そしてさらに、仮にLAGを2本や3本で組んで、増線しようとしたときに同じシャーシに空きポートがない場合
別のシャーシに既存の回線を移さないといけない。
回線を移すということは、一度回線業者に依頼して工事してもらわないといけなくなる(工事費云十万+工期数週間)。

冗長性やダウンタイムを考えると、LAGを使う場合は別シャーシに収容された接続2つ以上用意した上で、それぞれの接続を太くするために利用するのがよさそう。

# 初期状態:接続2本
接続#1: MyRouter#1 <---BGP#1---> AwsRouter#1
接続#2: MyRouter#2 <---BGP#2---> AwsRouter#2


# ステップ1:接続1をLAG化
# 冗長化しているので、正しく設定していればダウンタイムは実質発生しない
接続#1: MyRouter#1 <===BGP#1===> AwsRouter#1
接続#2: MyRouter#2 <---BGP#2---> AwsRouter#2


# ステップ2:接続2をLAG化
# こちらもダウンタイムは実質発生しない
接続#1: MyRouter#1 <===BGP#1===> AwsRouter#1
接続#2: MyRouter#2 <===BGP#2===> AwsRouter#2

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